黒樂茶碗 無銘 片桐貞昌(石州)箱書 逸翁美術館蔵 逸翁美術館 2015秋季展 秀吉の時代 -桃山美術の光と影 10月10日(土)~12月13日(日) 祝日を除く月曜、11月24日(火)休館 光悦以外にも、樂家初代・長次郎、二代・常慶、常慶の兄とされる宗味の樂茶碗が展示されています。 中でも注目は、常慶作の白樂(香炉釉)茶碗、銘「白象」。千 利休の孫で三千家の祖、千 宗旦(せんの そうたん)による銘の半筒形の白樂茶碗です。 香炉釉を用いた常慶作の白茶碗はきわめて少なく、樂美術館所蔵の井戸形茶碗など数点が知られるのみ。 「白象」のような半筒形のものは特に珍しく、ほかに「巌雪」という表千家不審庵所蔵のものが知られているだけ。資料としても大変貴重な茶碗です。
by otogoze
| 2015-11-05 00:05
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